豆腐と豚肉のあんかけ
2020/08/15

ゆきこ
<豆腐と豚肉のあんかけ>
今回も、暑い夏にも食べやすく胃にもやさしいお豆腐のレシピです。豚肉を加えることで栄養素のバランスも良くなり、ネギとニンニクのアリシンが、豆腐や豚肉に含まれるビタミンBの吸収を助けます。
★材料
絹ごし豆腐・・・1丁
豚肉細切れ・・・50g
(調味料A)酢・・・小さじ1/2、にんにくスライス・・・半片分、ごま油・・・小さじ1
(調味料B)片栗粉・・・大さじ1/2、しょうがの千切り・・・一片分、ネギ(白い部分)の千切り・・・7~8cm分、塩、こしょう・・・少々、酒・・・小さじ1
(調味料C)長ネギ(3cm程度に切る)・・・半本分ほど、だし汁・・・100ml
★作り方
1.豆腐はペーパータオルで包んでしばらく置き、軽く水気を切って一口大にちぎる。
2.豚肉に調味料Bを加えてよく混ぜ、5分ほどおく。
3.熱したフライパンに油をひいて、2の豚肉を軽く炒め、色が変わったら1の豆腐を加え、さらに炒める。
4.調味料Cを加えてからAを加え2~3分煮て、ゴマ油を回しかけて完成。
※にんにく、しょうが、ネギは、お好きな量でOKです。
※香味野菜の風味を活かして、薄味に仕上げてあります。お好みで塩などを加えてください。
★一口メモ
豆腐・・・豆腐は、2,300年前の漢時代に発明され、現代まで健康食品の代表的な存在として重用されています。東洋医学的には、体内にこもった熱を収め、臓腑を潤し、気の巡りをよくし、老廃物を排泄する作用があります。消化が良いので、胃腸に優しい食材です。胃腸が冷えてお腹を壊しやすいかたは、温めた豆腐を控えめに食べるのが良いですね。
ネギ・・・中国西部が原産とされています。日本では、10世紀ごろから薬用、食用に栽培されるようになりました。東洋医学的には、白い部分は、風邪を発汗作用で追い払い、気の巡りをよくすると言われています。また、解毒の作用もあります。現代医学的にも、様々な菌に対する抑制作用が認められています。でも、微熱やのぼせのあるかたは控えめに。どの体質のかたも、食べすぎには注意しましょう。