衛生学・公衆衛生学
1.健康・健康管理・食品衛生
○WHOの健康の考え方について正しいのはどれか。(93-3)
①肉体に健康であることをいう。
②健康はすべての人の権利である。
③病気がない状態をいう。
④自ら健康と思えば健康である。
解答②
解説
WHOの健康定義
「健康とは単に病気や病弱でないことではなく、
身体的にも精神的にも社会的にも完全な良好状態をいう」
○保健所の健康管理の対象者で正しいのはどれか。(93-4)
①幼稚園児
②自営業者
③雇用者
④教職員
解答②
解説
それぞれ対象によって所管する官庁が異なる。
○食中毒で正しいのはどれか。(93-5)
①サルモネラ食中毒は食品の水洗いで防止できる。
②ブドウ球菌食中毒の毒素は加熱すれば破壊される。
③腸炎ビブリオは60℃くらいで死滅する。
④ボツリヌス菌食中毒の毒素は熱に強い。
解答③
解説
サルモネラ食中毒の予防には加熱も必要。
菌体外毒素を産生する代表的菌の特徴をよく把握しておく。
萌芽を形成しない菌(腸炎ビブリオなど)は60℃位でも死滅する。
○我が国の食生活でとりすぎが最も問題となる栄養素はどれか。(94-5)
①ビタミンC
②食塩
③動物性脂肪
④糖質
解答②
解説
過剰摂取、摂取不足、ともによくない。
塩分が足りずに体調が不良になることも当然ある。
○予防保健と対策との組み合わせで正しいのはどれか。(95-8)
①健康増進-職業訓練
②第一次予防-予防接種
③第二次予防-事故防止
④第三次予防-職業病対策
解答②
予防接種は病気にかからないために実施するものであるから、
一時予防である。
①健康増進 - 職業訓練
誤り: 健康増進は一次予防(健康な人をさらに健康にする)だが、
職業訓練は三次予防(病気や障害からの社会復帰)に分類される。
③第二次予防 - 事故防止
誤り: 事故防止は、事故そのものを未然に防ぐ取り組みなので一次予防に分類される。
④第三次予防 - 職業病対策
誤り: 職業病対策(例:アスベストや有機溶剤の吸入を防ぐマスクの着用、適切な労働環境の整備など)は、
病気の発生自体を防ぐため一次予防に分類される。
○食事後最も短時間で発症する食中毒の原因菌はどれか。(96-6)
①ブドウ球菌
②サルモネラ
③腸炎ビブリオ
④病原大腸菌
解答①
解説
ブドウ球菌の潜伏時間は3時間以内でもっとも短いのが特徴である。
○最近の我が国における栄養摂取状況で誤っているのはどれか。(96-10)
①カルシウムは充足
②食塩は増加傾向
③動物性脂肪は増加傾向
④炭水化物は横ばい
解答①
解説
カルシウムは摂取量で1日530~560㎎と横ばい。
(2026年では470~500㎎となっておりやや減少傾向)。
必要(推奨)量は、
成人男性750~800㎎/日
成人女性600~650㎎/日
○食中毒で予防対策でないのはどれか。(98-3)
①手洗いの励行
②加熱調理
③水質検査
④患者の隔離
解答④
解説
汚染された水を介して引き起こされる食中毒も考慮する必要がある。
食中毒は人-人感染はおこらないので隔離は不要である。
○公衆衛生について誤っている組み合わせはどれか。(00-3)
①第一次予防 - 健康増進
②第二次予防 - 予防接種
③第三次予防 - 社会復帰
④包括保健 - 総合的保健
解答②
解説
予防接種は当該疾病に罹患しないために実施されるので第一次予防である。
○肥満の判定基準でないのはどれか。(00-5)
①カウプ指数
②ローレル指数
③生活活動指数
④ブローカ指数
解答③
カウプ指数とローレル指数は、
それぞれ主に乳幼児期と学童期の個人の
肥満とやせの判定に用いられる指数である。
ブローカー法は、望ましい体重とはもっとも
死亡率の低い人たちの値であるとの考えに基づいて、
個人の標準体重を算出する方法である。
生活活動指数は1日の所要エネルギーを算出する際に、
生活活動強度別に決められている指数である。
※カウプ指数とBMIは計算式が全く同じだが、
年齢によって「理想的な体型の変化(基準値)」が異なるため
名前が分かれている。
○疾患と第一次予防との組み合わせで効果のないのはどれか。(00-8)
①脳梗塞 -動物性脂肪の摂取
②心筋梗塞-ストレスの回避
③糖尿病 -適度の運動
④肺 癌 -禁煙
解答①
解説
動物性脂肪が脳梗塞の原因であるという確証は得られていない。
※②③④ほど強い関連性があるとはされていない。
成人男性の喫煙率が最も高い国はどれか。(01-2)
①アメリカ合衆国
②オランダ
③スウェーデン
④日本
解答④
解説
2001年当時のアメリカ、オランダ、スウェーデンなどの欧米諸国は、
すでに男性の喫煙率が20%〜30%台、あるいはそれ以下
(特にスウェーデンはスヌースと呼ばれる口たばこへの移行もあり世界的に喫煙率が低い)
まで低下していたため、日本が突出して高い状態にあった。
たばこもかつては「日本専売公社(現JT)という国家の財源(利権)」であったため、
他国に比べて対策が遅れたという歴史的背景がある。
2026年日本の喫煙環境は劇的に変化している。
•現在の日本の成人男性の喫煙率は24.5%(女性は6.5%、男女計14.8%)まで激減している。
•減少の背景: 2020年の「改正健康増進法」の全面施行による飲食店や職場での原則屋内禁煙化、
度重なるたばこ税の増税、そして若者のタバコ離れが決定打となる。
また、現在の喫煙者のうち約4割が
「加熱式たばこ」ユーザーであるというのも現代特有の傾向(これはこれで問題あり)。
• 世界との比較: 現在の世界ランキング(WHOデータなど)では、
日本の喫煙率は世界全体で見れば196カ国中80〜90位前後の「中位」に位置している。
2001年当時は「先進国の中で男性が異常にタバコを吸う国=日本」というのが
公衆衛生の常識であり、
だからこそ国家試験でも「第一次予防(禁煙)」の重要性を訴えるために頻出されていた。
現在では当時の半分以下にまで減少しているが、今
なお生活習慣病やがん予防の観点から、さらなる削減(目標12%)が掲げられている。
○第一次予防でないのはどれか。(01-4)
①健康教育
②安全な水の供給
③予防接種
④健康診査
解答④
解説
第一次予防としては、健康増進や予防接種などをして、
病気にかかりにくくする公衆衛生学的対策のことである。
予防は治療に勝る。
④は第二次予防に分類される。
○感染型細菌性食中毒の原因菌でないのはどれか。(01-7)
①腸炎ビブリオ
②サルモネラ菌
③ボツリヌス菌
④カンピロバクター
解答③
解説
ボツリヌス菌は感染型ではなく、毒素型である。
2.環境衛生と公害
○下水について誤っているのはどれか。(93-6)
①我が国の下水道の普及率は50%以下である。
②下水は人の生活圏から排出された汚水の総称である。
③BODとは汚水中の有機物が微生物によって分解されるのに必要な
酸素の量をいう。
④汚染度の高い水中ではBODの値は低下する。
解答④
解説
1993年当時、日本の下水道普及率は約40〜48%(平成5年度末で49%)。
2026年は現在の日本の下水道普及率は81%を超えており、
汚水処理人口普及率(浄化槽なども含む)で見れば93%を超えている。
○公害対策基本法で公害に含まれるのはどれか。(93-10)
①ヒ素混入粉ミルクによるヒ素中毒
②PCB混入食用油による油症
③散布後の残留農薬による農薬中毒
④メチル水銀汚染魚による水俣病
解答④
解説
メチル水銀は河川、海を汚染しているので公害対策基本法の公害に当たる。
○毒性が最も弱い気体はどれか。(94-9)
①二酸化炭素
②一酸化炭素
③二酸化硫黄
④二酸化窒素
解答①
二酸化炭素は空気の正常成分で0.003%含まれている。
大気汚染防止法の環境基準では、一酸化炭素10ppm、二酸化硫黄0.04ppm、
NOx0.04~0.06ppmである。
○室内環境条件として誤っているのはどれか。(94-10)
①一酸化炭素濃度100ppm以下
②湿度40~70%
③温度範囲17~28℃
④二酸化炭素濃度0.1%以下
解答①
解説
建築物環境衛生管理基準では一酸化炭素の含有率は10ppm以下である。
○室内環境測定の指標として最も有用なのはどれか。(95-7)
①オゾン
②悪臭
③ハウスダスト
④二酸化炭素
解答④
換気の悪い室内に多数の人が集まっていると二酸化炭素が増えてくる。
室内の二酸化炭素の測定は検知管により比較的容易に行える。
○我が国の生活環境について正しい記述はどれか。(96-9)
①下水道の普及率は60%を超えている。
②1人1日平均給水量は年々減少している。
③井戸水の検査は市町村が行う。
④上水道の普及率は90%を超えている。
解答④
解説③検査は個人の責任において行われる。
2026年の下水の普及率は82.2%だから①も正しい。
○上水道の消毒方法はどれか。(97-4)
①塩素
②トリハロメタン
③煮沸
④過酸化水素
解答①
解説トリハロメタンは水道水中の有機物と塩素との化合物で
発癌性があるといわている。
過酸化水素はその強い殺菌作用と漂白作用のため、
うどん、かまぼこ、ちくわの製造時に用いられる。
○環境基本法で典型7公害に含まれないのはどれか。(97-5)
①大気汚染
②水質汚濁
③悪臭
④放射能汚染
解答④
解説
環境基本法では、問題の①②③の項目の他土壌の汚染、騒音、振動、地盤沈下を
公害と定義している。
○光化学オキシダントの原因物質はどれか。(97-8)
①二酸化硫黄
②二酸化炭素
③二酸化窒素
④オゾン
解答③
解説
燃料の燃焼にょって生じた二酸化窒素は太陽の照射により
有害な一連の過酸化物を発生させる。
このような強い酸化力をもった物質を総称して光化学オキシダントという。
○オゾン層の破壊と関係ないのはどれか。(98-5)
①フロンガス
②二酸化炭素
③有害紫外線
④皮膚癌
解答②
解説
フロンガスによって有害紫外線が地上に増え、皮膚癌の原因になる。
二酸化炭素は地球温暖化と関係する。
○ダイオキシンと関連のないのはどれ。(98-6)
①ゴミ焼却
②塩化ビニール
③塩素消毒
④発癌作用
解答③
解説塩化化合物の焼却によって発がん性のあるダイオキシンが発生する。
塩素消毒と関係するのはトリハロメタンである。
私たちが日常生活で取り込むダイオキシンの90%は食品経由。
○水道水の消毒に使われている方法はどれか。(99-4)
①塩素消毒
②活性炭ろ過
③トリハロメタン法
④紫外線消毒
解答①
解説
トリハロメタンは水道水中に存在する微量の有機物質と塩素との化合物で、
発癌性のある物質である。
○健康被害ろその原因の組み合わせで誤っているのはどれか。(01-3)
①水俣病 - 有機水銀
②イタイイタイ病 - ヒ素
③カネミ油症 - PCB
④ダイオキシン汚染 -塩素系ごみの不完全燃焼
解答②
解説
イタイイタイ病の原因はカドミウムCdと考えられてる。
–
3.衛生行政・産業保健・精神保健・母子保健
○誤っているのはどれか。(93-7)
①神経症は精神病の一種である。
②精神発達遅滞は知能の著しく劣っているのをいう。
③精神病患者の人権は尊重されなくてはならない。
④保健所の事業の中に精神衛生に関する事項が含まれている。
解答①
解説神経症は精神病に含まれない。
精神障害の分類ではその他に入る。
○労働衛生と関係しないのはどれか。(93-9)
①衛生管理者
②産業医
③公害防止管理者
④総括衛生管理者
解答③
公害は労働衛生とは異なった法律(公害対策基本法)によって規定されている。
○職業との関係が明確でない病態はどれか。(94-6)
①頸肩腕障害
②局所振動障害
③じん肺
④三叉神経痛
解答④
解説
三叉神経痛は職業と関係ない(とされる)。
① デスクワーカー(長時間のパソコン操作、キーボード入力を行う事務職)
レジ打ち・チェッカー業務
工場のライン作業員(同じ部品の組み立てや仕分けを繰り返す業務)
タイピスト、電話オペレーター
保育士、介護士(抱っこや移乗など、不自然な姿勢で重量物を支える業務)
② 林業従事者(チェーンソーを使用する伐採作業)
建設・土木作業員(削岩機、タイタンパー、コンクリートブレーカーなどを使用する道路工事や解体作業)
製造業・金属加工職(グラインダーや金型用スケーラーなどの振動工具を日常的に使う作業)
③ 鉱山労働者(採掘作業)
トンネル掘削作業員(土木工事での穴掘り・掘削)
鋳物(いもの)製造・金属研磨職
石材加工・窯業(ようぎょう)従事者(石を削る、レンガや陶磁器を作る作業)
解体業・建築業(粉塵が激しく舞う現場での作業)
等の職業との関係が深い
これらがわざわざ「職業病」とされているのは、
「働く人の体調不良を『ただの自己責任』にせず、
会社や労災保険に治療費を責任を持たせるため」である。
○誤っている組み合わせはどれか。(94-7)
①労働者災害補償保険法 - 職業病
②労働基準法 - 労働時間
③労働安全衛生法 -衛生管理者
④事務所衛生基準 -連続作業時間
解答④
解説
連続作業時間はキーパンチャー作業と関係している。
事務所衛生基準はむしろ事務所の環境や設備などを内容としている。
○母子健康手帳を交付するのは誰か。(95-9)
①厚生大臣
②都道府県知事
③市町村長
④保健所長
解答③
解説
妊娠の届け出が居住地の市町村長に提出されてたときは、
市町村長(保健所を設置する市及び特別区にあっては保健所長)は
母子健康手帳を交付する。
○VDT作業による症状で適切でないのはどれか。(97-3)
① 手・指・腕のだるさ
② 目の疲れ
③ 集中力低下
④ 騒音性難聴
解答④
解説
VDT作業はキーボード打ちやディスプレイ注視が主で、頸肩腕症候群、目の疲労、
仕事に対する飽きやすさの原因となる。
難聴をもたらす騒音職場ではない。
○精神障害者の入院について本人の同意により行われるのはどれか。(97-9)
①措置入院
②医療保護入院
③応急入院
④任意入院
・応急入院:本人や保護義務者の同意がなくとも、
直ちに入院させなければその者の医療及び保護を図るうえで著しく
支障があると認めたときは、都道府県知事の指定する精神病院の管理者は
72時間に限り入院させることができる。
○妊娠初期に最も注意しなければならないのはどれか。(98-4)
①高血圧
②風疹
③タンパク尿
④貧血
解答②
解説
妊娠初期(3ヵ月位)は医薬品、X線、風疹ウィルスなどによって胎児の異常が起きやすい。
高血圧や蛋白尿は妊娠末期に、貧血は妊娠の全経過中に注意すべきことがらである。
○産業保険医の健康問題のうち最近増えたのはどれか。(98-8)
①じん肺症
②VDT作業による目の疲労
③頸肩腕障害
④局所振動障害
解答②
解説
VDTとは、Visual display terminal(視覚表示装置)のことである。
VDT作業は、ワープロやコンピューターのキーボードを打ち、
ディスプレーとしと書類をみて行う作業で、種々の職場で増加している。
この作業を継続すると、眼を中心として手、肩、頚、腰および精神神経系に異常を訴えるものが増加し、
その中でも眼症状に関する訴えが最も多い。
※かつては「VDT(Visual Display Terminal)作業」と呼ばれていたが、
技術の進歩やスマホ・タブレットなどの普及を受け、
「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」へと全面的に改訂されている。
今も昔も「眼の疲労」の訴えが圧倒的トップ。
現代の医学では、その主な原因がドライアイであることが明確になっている。
• まばたきの激減:集中して画面を凝視すると、
人間のまばたきの回数は通常の約3分の1にまで減ってしまう。
• 画面の角度:パソコンやスマホを「見上げる」ような位置で作業すると、
まぶたが大きく開いて涙がどんどん蒸発する。
そのため現代のガイドラインでは、
「画面の上端が、眼の高さと同じか、やや下になるように設置すること」が強く推奨されている。
○職業病でないのはどれか。(99-3)
①じん肺
②局所振動障害
③頸肩腕障害
④四日市ぜん息
解答④
四日市ぜん息は大気汚染による健康障害と考えられており、
職業とは直接関係がない。
○医療従事者で最も多いのはどれか。(99-10)
①医 師
②看護師
③あん摩マッサージ指圧師
④はり師・きゅう師
解答②
解説
1. 看護師(約136万人)
2. 医師(約33万人)
3. 理学療法士(PT):約15万〜20万人(※協会会員で約14万人、国試合格累計は約24万人)
4. はり師・きゅう師(各約13万人)
5. あん摩マッサージ指圧師(約12万人)
6. 柔道整復師(柔整師):約7.8万人
※2026年現在
○精神障碍者の医療に含まれないのはどれか。(00-10)
①措置入院
②任意入院
③通院医療
④養育医療
解答④
解説
養育医療とは未熟児が医療を受ける場合、医療費が公費負担になる制度である。
4.感染症・免疫・疫学
○伝染病で誤っているのはどれか。(94-3)
①結核の届け出は結核予防法による。
②エイズの届け出は性病予防法による。
③コレラは検疫伝染病である。
④B型肝炎は垂直感染する。
解答②
エイズは「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」により
予防に関し必要な措置が定められている。
垂直感染とは病原体が親から子へと世代を超えて直接伝播する感染様式のことで、
一般的に母子感染とも呼ばれる。
• 経胎盤感染(胎内感染): 妊娠中に母親の血液や胎盤を介して、
病原体が胎児にうつる方法(風疹ウイルスやトキソプラズマなど)。
• 産道感染(分娩時感染): 出産する際、
赤ちゃんが母親の産道を通る時に病原体に接触して
うつる方法(B型肝炎ウイルスや単純ヘルペスウイルスなど)。
• 経母乳感染(産後・授乳時): 出産後、母乳を介して子どもに病原体が
うつる方法(HIVやHTLV-1など)。
○水系流行による感染症でないのはどれか。(95-5)
①コレラ
②ワイル病
③ポリオ
④結 核
解答④
コレラとポリオは経口感染。
ワイル病はレプトスピラに汚染された水や泥土に接触して計感染する。
結核は飛沫感染である。
○病と法律の関係との組み合わせで誤っているのはどれか。(96-5)
①風 疹 - 予防接種法
②エイズ - 性病予防法
③コレラ - 伝染病予防法
④食中毒 - 食品衛生法
解答②
解説
性病予防法での性病とは、梅毒、淋病、軟性下疳、およびそけいリンパ肉芽腫をいう。
○血液を介して感染するのはどれか。(97-7)
①インフルエンザ
②C型肝炎
③赤 痢
④結 核
解答②
解説
伝播様式は、インフルエンザでは飛沫による直接感染、あるいは患者の鼻咽頭分泌物によって
汚染された物品を介しての関節伝播であり、結核では、飛沫感染と塵埃感染である。
赤痢は糞口伝染病の代表で、汚染された食物・飲料水・手指等から伝播する。
○ウィルスが原因となる疾病はどれか。(98-9)
①淋 病
②発疹チフス
③ジフテリア
④エイズ
解答④
解説
淋病とジフテリアは細菌だが、発疹チフスはリケッチアが原因である。
○疾病と感染経路との組み合わせで誤っているのはどれか。(99-5)
①インフルエンザ- 飛沫感染
②風 疹 - 胎盤感染
③破傷風 - 経口感染
④エイズ - 性行為感染
解説③
解答
破傷風は経口感染ではなく、主として皮膚の傷口などから感染する。
○蚊が媒介する感染症はどれか。(00-6)
①腸チフス
②ペスト
③日本脳炎
④エイズ
解答③
解説
腸チフスは経口感染であり、ペスト菌はネズミが保有し、ノミが媒介する。
○DNAウィルスはどれか。(00-9)
①麻疹ウィルス
②風疹ウィルス
③B型肝炎ウィルス
④エイズウィルス
解答③
解説
※DNAウィルスとは、遺伝情報として「DNA(デオキシリボ核酸)」を持つウイルスの総称である。
※核酸とは、べての生物の細胞の中に存在し、
生命の維持や遺伝情報の保存・伝達を担う重要な生体高分子(生体を構成する大きな分子)
○我が国の最近のガン死亡率で著しく減少しているのはどれか。(01-8)
①肺 癌
②胃 癌
③肝 癌
④大腸癌
解答②
解説
減少の理由: 日本人の胃がんの最大の原因であるピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の感染率が、
衛生環境の改善により若い世代ほど低下している。
○消毒法で誤っているのはどれか。(93-8)
①消毒法には理学的方法と化学的方法がある。
②逆性石鹸は手指の消毒に用いられる。
③クレゾール消毒はにおいも弱く手指の消毒に多用されている。
④紫外線消毒は照射された表面だけに効果がある。
解答③
解説
クレゾールには特有の臭いがある。
逆性石鹸は普通の石鹸と違い、汚れを落とすことが目的ではなく、
菌を殺すことが目的。
○施術者の手指の消毒で誤っている記述はどれか。(94-4)
①逆性石鹸を用いる
②刺鍼の場合は法律で規制されている。
③機械的と化学的の二つの消毒法の組み合わせが良い。
④エタノールを用いる場合は非乾燥状態がよい。
解答④
解説
エタノールは70%溶液が最も殺菌力が強い。非感染状態で水分が加わると濃度が低くなり、
殺菌力が低下する。
○鍼の消毒に適さないのはどれか。(95-6)
①高圧蒸気
②エタノール
③逆性石鹸
④エチレンオキサイトガス(EOG)
解答③
解説
逆性石鹸は主として手指の消毒に用いられ、鍼の消毒には適さない。
○施術の消毒で誤っている記述はどれか。(96-3)
①鍼は物理的消毒を行う。
②鍼のエチレンオキサイトガス(EOG)滅菌は消毒効果が長い。
③刺鍼部位の消毒は辺縁部から中心に向かって行う。
④刺鍼部位のアルコール綿での清拭は脱し効果がある。
③中心部から辺縁部に向かって行う。
○消毒法について正しいの組み合わせはどれか。(98-10)
①紫外線 - 牛乳
②日 光 - カテーテル
③煮 沸 - ガラス器具
④低温消毒- 衣服
解答③
解説
紫外線は直接照射されている物体の表面しか消毒できない。
日航も同様でカテーテルの内腔の消毒には有効でない。
○ウィルスに対する効力が弱い消毒剤はどれか。(99-6)
①次亜塩素酸ソーダ
②消毒用エタノール
③ポピヨンヨード(イソジン
④グルコン酸クロルヘキシジン(ヒビテン)
解答④
解説
グルコン酸クロルヘキシジン(ヒビテン)は、
医療現場で手術部位の皮膚や手指の消毒によく使われる「低水準消毒薬」である。
一般細菌(ブドウ球菌など)にはよく効くが、
ウイルスや結核菌、芽胞(強い殻を持った細菌)には効果がない。





















