妊娠率を左右するのは「摂る」よりも「控える」?
2025/11/29
妊活をしていると、「これを食べたらいいかな」「このサプリを飲めば妊娠しやすいかも」と思うこと、ありますよね。でも、実際のところ、何かを摂ったからといって必ず妊娠できるわけではありません。サプリを飲んでも、卵子や精子に良い食事をしても、それだけで妊娠が決まることは少ないのです。
それよりも注目したいのは、控えることで妊娠しやすさに影響すること。
例えば、
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タバコやアルコールの過剰摂取
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極端な体重の増減
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脂っこい食事や加工食品の多用
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カフェインの摂りすぎ
こうしたことは、卵子や精子の質、ホルモンバランス、子宮の環境に影響して、妊娠の可能性を下げてしまうことがあります。

最近では乳製品の摂りすぎにも注意が必要です。研究によると、乳製品をたくさん摂ると子宮内膜症のリスクが高まることがわかっています。子宮内膜症があっても妊娠できる人はいますが、妊娠に関わる一因になることもあります。つまり、間接的に妊娠率を下げる可能性があるわけです。
妊活って、つい「何かを足すこと」に目が行きがちですが、実はまず控えること、避けることが、体を整えるうえでとても大切。ちょっとした生活の工夫で、妊娠しやすい体づくりにつながります。
無理に頑張りすぎず、自分の体と生活を少し整える。それだけでも、妊活はずいぶん自然に、気持ちもラクに進められるかもしれませんね。
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