妊活中に目指したい「ちょうど良い睡眠」
2025/11/29
睡眠は「長さ」だけで評価できるものではありません。
妊活中に目指したいのは、理想値を達成することではなく、
体がきちんと回復できているかどうかです。
統計的には、妊孕性が高い群に多いのは
7〜8時間前後の睡眠ですが、
これは「守るべき数字」というよりも、
多くの人にとって無理のない睡眠量と考えるとよいでしょう。

■ 「ちょうどよい睡眠」の目安
妊活中の睡眠は、次のような感覚を指標にしてみてください。
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朝、目が覚めたときに極端な疲労感が残らない
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日中、眠気やだるさで生活が回らなくならない
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寝不足でも、寝過ぎでもない感覚がある
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寝ること自体が負担になっていない
時間にすると結果的に
6.5〜8時間程度に収まる人が多いですが、
「何時間寝たか」よりも
**「寝て回復できているか」**が主役です。
■ 妊活中の睡眠で意識したい3つのこと
① 就寝時刻より、起床時刻を整える
毎日同じ時間に起きることは、
排卵やホルモン分泌のリズムを整える助けになります。
② 夜の過ごし方を“緩める”
夜は活動の質を下げる時間帯です。
仕事・情報・刺激を少しずつ手放すことで、
自然と眠りに入りやすくなります。
③ 「眠らなきゃ」を作らない
妊活中ほど、
「今日はちゃんと寝ないといけない」という意識が強くなりがちです。
この緊張自体が、眠りを遠ざけることもあります。
眠れない人が、まず整えるべきポイント
「睡眠が大事なのは分かっているけれど、眠れない」
これは妊活中、とてもよく聞く声です。
ここで大切なのは、
眠れないことを“問題”にしすぎないことです。
■ まず理解しておきたいこと
眠れないとき、多くの場合、
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体が疲れていない
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体は疲れているが、神経が休めていない
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頭と体のリズムがズレている
といった状態が背景にあります。
つまり、
「眠れない=意思が弱い・努力不足」ではありません。
■ 眠れない人が最初に見るべき3点
① 日中に体を使っているか
軽い運動、外出、日光を浴びること。
体を使っていないと、夜に眠る材料が不足します。
② 夜まで“緊張”を持ち越していないか
仕事、スマホ、情報、考え事。
交感神経優位の状態のままでは、眠りは浅くなります。
③ 寝床を「考える場所」にしていないか
布団の中で妊活のこと、数値のこと、将来のことを考え続けると、
脳は「ここは活動の場だ」と学習してしまいます。
■ 眠れない夜の考え方
眠れないときは、
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無理に寝ようとしない
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一度布団を出る
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照明を落とし、刺激の少ない時間を作る
それだけで十分なこともあります。
「眠れない夜がある」こと自体は、妊娠の妨げではありません。
最後に:睡眠はコントロールするものではない
睡眠は、
頑張って取るものでも、管理し尽くすものでもありません。
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体が整えば、眠りは自然とついてくる
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眠りが整えば、体の回復力が上がる
この循環を作ることが、
結果的に妊活にもつながります。
数字はあくまで目安。
「眠れたかどうか」も気になるところですが、
体が少しずつ元気になっているかを大切にしてください。
それが、
妊活中に目指したい「ちょうどよい睡眠」です。
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