上田
馬込沢うえだ鍼灸院院長
鍼灸でみんなを幸せにしたいと
日々精進
roo
健康に興味のあるネコ
出身地:千葉
好きな食べ物:肉
roo
上田
甘い物が妊娠に良くない理由はいろいろあるよ。血糖値の乱高下によるホルモンの分泌が乱れ、ストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリン、グルカゴンとの関係、糖化最終産物(AGEs)の影響、アルデヒドの問題など
roo
上田
甘い物を食べると血糖値が上がる、これはわかるよね?
roo
上田
血糖値が上がると、上がった血糖値を下げるために膵臓からインスリンが分泌される
roo
上田
本来血糖は筋肉や脂肪、肝臓などに取り込まれるはずなんだけど、血糖値が高い状態が続くと「インスリン抵抗性」といって、筋肉や脂肪、肝臓などの細胞のインスリンに対しての反応が鈍くなる
roo
上田
すると本来、筋肉や脂肪、肝臓などに取り込まれるはずの糖が取り込まれなくってしまって、高血糖の状態が続くことになるんだ
roo
上田
そう。高血糖の状態が続くと、ますますインスリンが分泌量が増えて、慢性的な高インスリン状態となる
roo
上田
するとインスリンの刺激で卵巣にあるインスリン受容体が反応して、テストステロンなどの男性ホルモンが過剰に分泌される
roo
上田
すると卵胞の成熟が妨げられ、排卵が起こりにくくなる
roo
上田
排卵が起こりにくくなる理由はおもに2つ。1つは卵子の成長が妨げられる。これに伴ってが卵子の外に飛び出ようとする力が弱くなる。もう1つは、卵子を包んでいる卵胞の膜が硬くなるというもの
roo
上田
卵子が飛び出せなかった卵胞が卵巣内に多数残る。これが多膿疱性症候群だね
roo
上田
必ずしもそうでははないんだけど、排卵されていなければ妊娠はできないのだから、多膿疱性症候群だと妊娠しにくいのは間違いない
roo
甘い物はインスリン抵抗性を高めて男性ホルモンの分泌を過剰にする。すると排卵しにくくなる。まとめるとこういうことですね
上田
ストレスが原因で甘い物を欲しくなることはよくありますが、その背景には「しっかりとした食事ができていない」という要因も大きいと考えられます。食事が不規則だったり、栄養バランスが偏っていたりすると、血糖値の変動が激しくなり、その結果として体がエネルギーを急いで補給しようとし、甘い物が欲しくなることがあります。
また、食事が不足していたり栄養が偏ったりすると、体がストレスに対処するために必要な栄養素(例えばビタミンB群やミネラル)が不足し、精神的にも不安定になりやすくなります。このような状態だと、無意識に甘い物に頼ってしまうことが多くなります。
そのため、しっかりと栄養バランスの取れた食事を摂ることが、ストレスに対する耐性を高め、甘い物に対する欲求を抑える助けになると言えるでしょう。食事が安定していれば、体は必要なエネルギーを適切に供給でき、ストレスを感じても過剰に甘い物を求めることは少なくなります。 
~不妊症でお悩みの船橋市のあなたへ~
お気軽にお声をおかけください。