馬込沢うえだ鍼灸院
光線療法院 船橋市馬込沢駅から徒歩12分

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大人のアトピーが増えている。お肌のために

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上田

馬込沢うえだ鍼灸院院長
鍼灸でみんなを幸せにしたいと
日々精進

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roo

健康に興味のあるネコ
出身地:千葉
好きな食べ物:肉

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roo

大人のアトピー性皮膚炎(以下アトピー)が増えていると聞きました

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上田

アトピーはもともと子供の病気だったんだよ。大人になれば自然に治っていたんだ
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roo

では、なんで?
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上田

アレルギーを引き起こす物質が増えたことが挙げられる
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roo

たとえば?
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上田

戦後日本に、小麦、乳製品、ナッツなどが外国から大量に入ってくるようになった
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roo

へぇ
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上田

それまで、そんなものはほとんど食たべたことがなかったんだよ
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roo

日本人ですもんね
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上田

添加物、防腐剤、プラスチック由来の化学物質などもアレルゲンになるね。アレルゲンとはアレルギーを引き起こす物質のこと
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roo

すべて 近代化の副産物
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上田

農薬や空気中の有害物質、洗剤、香料など、皮膚や粘膜から吸収される「見えないアレルゲン」も激増
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roo

アレルゲンまみれですにゃ
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上田

そうだね
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roo

世の中が清潔になり過ぎたというのはどうですか?
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上田

「衛生仮説」と呼ばれるものだね.
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roo

衛生仮説
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上田

世の中が清潔になり過ぎて、行き場を失った免疫が暴走しているという説だね
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roo

世の中きれいになった
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上田

人間にとって有害なものが増えたのだから、清潔になったとは言えないのかもしれないよ
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roo

確かに。見方によっては今の方が不潔かもしれない
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上田

衛生仮説は自然由来のものには当てはまるね。土を触ることで、土の中にいる微生物とか細菌とかに対する免疫はできる
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roo

はい
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上田

でも、いくら土を触っても化学物質に対しての免疫ができるわけじゃないんだね
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roo

あー、そういうことか
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上田

幼少の頃に触ったものすべてに対して免疫ができるなら、極端な話が、硫酸をちょっとずつ浴び続けたら硫酸をかけられても大丈夫な皮膚になるわけだど、そうはならない
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roo

そりゃそうだ
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上田

ダニは自然由来のもの、ハウスダストなんかは硫酸に近いともいえる
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roo

なるほど
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上田

飲食物の中で戦後急に増えたものに、小麦、乳製品、植物性油、甘い物がある。ケーキやドーナツ、スナック菓子、コンビニ弁当などの加工食品なんかは体に悪い物が満載だね。特に植物性油、乳製品、小麦はアトピーとの関りが深い
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roo

植物性油、乳製品、小麦
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上田

植物性油は、加工食品・揚げ物・ドレッシングに多く含まれるよ。とくにリノール酸はアトピー最大の炎症促進因子の一つだね
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roo

最大かぁ
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上田

乳製品に含まれるカゼインや乳糖は、小腸上皮の密着結合を壊すことでリーキーガット(腸漏れ)を起こして、免疫を過剰反応させてしまうんだ
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roo

リーキーガットからの免疫過剰
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上田

植物性油、乳製品、小麦の組み合わせは1年365日、毎日摂っている人も少なくないね。というかとても多い
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roo

パン、ヨーグルト、グラノーラ+牛乳、サンドイッチ+カフェラテ、菓子パン+チーズ・ハム系惣菜パン
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上田

ピザなんかも。ピザだけですべてを摂ることになるね。アトピーにとって、ピザは最悪レベルの複合炎症フードです
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roo

最悪レベルの複合炎症フード。みんな本当によく食べていますね
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上田

これらを止めたらそれだけでアトピーが治ったという人はとても多い
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roo

そうでしょうね。だって元を断つわけだから
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上田

特に子供はね
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roo

大人は違うの?
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上田

大人の場合、精神的・社会的ストレス、長年の体内炎症の蓄積など、食以外の要因も複合的に絡むため、トータルで整える必要があるといえばあるんだけど、基本は同じだよ
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roo

基本は同じ
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上田

たとえ他にストレス・環境要因があったとしても、植物性油と乳製品を完全に断っただけで劇的に改善するケースは非常に多い。何より、体が“治りたがっている”のを邪魔しないことが大切だね
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roo

自分で治るのを邪魔している
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上田

アトピーが治らない最大の要因のひとつは、「治す環境を自分で作っていないこと」だね
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roo

つまり「治ることを妨げるものを、まだ口にしている」
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上田

植物性油・乳製品は、摂るか・摂らないかではなく、 「やめるか・やめないか」という決断の問題になるね
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roo

決断した上で、アトピーに鍼灸や光線療法はどうですか?
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上田

お肌の状態をよくするための助けになるよ
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roo

刺絡は?
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上田

刺絡は瘀血をよくするために期待できるよ。東洋医学的に見ればアトピーやお肌の状態がわるいのは、植物性油や乳製品による血の汚れ「瘀血」が関わってる場合がとても多い、というかすべてといってもいい
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roo

血(けつ)をきれにしないと。耳ツボ治療もお肌の状態をよくするのにいいんですか?
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上田

耳ツボ療法は、直接お肌の状態をよくするというよりも、食欲を抑えたり、鍼灸や光線療法の効果を高めるためのサポート的な存在だね
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roo

といいますと
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上田

アトピー性皮膚炎やお肌の状態は、食生活との関りがとても大きいことはわかったでしょ
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roo

はい
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上田

でも、つい体に悪いものを食べちゃうでしょ
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roo

本当はやめたいんだけど、つい
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上田

そういう人が多いね
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roo

だから耳つぼ療法で食欲をコントロールするということですね
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上田

そういうことです
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roo

植物性の油、乳製品は摂らないとして、何を食べたら良いですか?
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上田

基本は和食ね。主食は米、魚からオメガ3を取って、それから納豆、みそ汁、ぬか漬けなどの発酵食品を食べるといいね
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roo

なんで?
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上田

腸内細菌がしっかりしているとアトピーが少ないことが分かっているんだ。戦後の日本人は戦前と比べると、腸内細菌の数が3分の1程度になってしまったと考えられている
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roo

ずいぶん減りましたね
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上田

ビフィズス菌のエサになるオリゴ糖にいっしょに摂るといいね
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roo

オリゴ糖。何を食べればいいですか
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上田

ゴボウ、タマネギ、アスパラガス。スープにすると摂りやすい。できれば毎日摂りたい
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roo

体調が良くなることを楽しみに、コツコツ続けたいですね
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上田

はい

日本皮膚科学会は、~アトピー性皮膚炎は遺伝的素因に加え、様々な内的、外的悪化要因を持った皮膚病であり、現時点では病気そのものを完全に治す薬物療法はない、従って対症療法が治療の原則になる~としています。「アトピー」とは、ギリシャ語のATOPOSに由来し、「奇妙な」「不思議な」という意味で、つまりアトピー性皮膚炎とは、原因がよくわからない痒みなど皮膚の症状すべてと考えられます。よくわからないとはいっても、然るべき対応によってかなりの緩解が見込めることがわかっています。

光線療法の力・アトピー性皮膚炎

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当院は疲労、冷え症、不眠症の3大慢性疾患に重きをおいた治療院です。東洋医学的治療を行うにあたって説明をしっかり行いすべての治療を院長が責任を持って最後まで担当します。
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