👉月経痛が軽くなり、妊娠に至る
佐藤美奈さん 女性31歳回数15回期間約5ヵ月
10代の頃から重い月経痛があり、ひどいときは食欲もなく、市販薬を飲んで一日中横になっている。検査結果は異状なし。結婚3年。子供は欲しかったが医療機関での不妊治療の経験はない。とにかく月経痛を良くしようと鍼灸を受けることにした。ネコが好き。

初回:やや緊張したものの、治療が終わった後はとてもすっきりし、これなら続けられそうだと思ったとのこと。痛みの強いときは来院が難しいので、調子が良いときに治療を受けることを推奨する。その後は7~10日に1度のペースで来院。
2~ 5回目:治療後に体は楽になるが月経痛はあまり変わらず。
6~10回目:日中、体が軽いと感じるようになる。自覚はなかったが疲れが溜まっていたことを知る。
11~14回目:月経痛が軽くなる(一番ひどかった2日目でもこれまでの半分程度の痛み)。
調子がいいので、30分から長い時は1時間程度の散歩をするようになる(これまではそんな気持ちにならなかった)。
15回目の治療後、妊娠が判明。その後、無事に男の子を出産。

佐藤さんは、月経痛以外に、月経期間が長め、便秘、胃の不調、肩こり、腰の重だるさ、寒がり、手足の冷え、があり、舌や唇の色が紫暗色など、「血瘀症(けつおしょう)」の特徴がみられました。血瘀とは、体内を巡る「気(き)・血(けつ)・水(すい)」のうち、とくに血の巡りが悪くなった状態で、それによって生じた病理産物を瘀血(おけつ)といいます。血や水は、気の力によって推し動かされるため、気のパワー不足が瘀血を生み出します。治療は活血化瘀(血の巡りを良くして、瘀血を正常にする)を主体に行います。鍼灸を受けた日はグッスリ眠れるようになったこともあり、それに合わせて夜更かしの習慣がなくなったとのこと。夜と昼のメリハリを意識的につくることも重要で、鍼灸はその様なことにも役に立ちます。早く効果がでるようにと、刺絡治療もお受けになったことも良い結果に繋がったと考えられます。※刺絡とは、指先の末端やコリのある所から微小の出血をさせて、血の巡りを促そうという、古くからある治療法です。

~不妊症でお悩みの船橋市のあなたへ~
月経痛の背景には、血流の滞りや体の冷えが関係していることが少なくありません。
からだを温めることは、単に痛みを和らげるだけでなく、女性の生命力を高めることにもつながります。
自分の内側からしっかりと熱を生み出せる身体づくりを心がけ、
やさしく整えていきましょう。
当院では妊娠しやすい体になるため可視総合療法も行っています。
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