👉視床下部性不妊と思われたが、妊娠することができた
小西玲子さん 女性33歳回数19回期間約半年
結婚3年。子供は望んでいたが、そのうちできるだろうと思っていたが妊娠せず。念のため検査を受けたがこれといった異常なし。思い当たることといえば、仕事のストレスはあったが、それほど強いものではなかった。自分と夫の両方の母親から「子供はまだ?」といった圧力を何となく感じていた。子供ができないことによるストレスなのか、親のプレッシャーによるものなのか、自分でもよくわからなくなっていた。特に異常はないとのことで病院での治療はやらずに、鍼灸治療を受けることにした。
鍼灸は以前に一度、肩こりを良くするために受けたことがあった。そのときにとても良く鍼が効いたとのこと。鍼灸治療を受けた後は数日は体が軽く感じられよく眠れるが、間が空いてしまうと元に戻る。週1回の受療を目指したが仕事や家庭の都合で思い通りに行かないこともあったが、それでも時間をつくって来院された。その甲斐もあってか半年後に妊娠。その後、無事女の子を出産。

小西さんは、不妊と合わせて、寝つきが良くない、イライラする、手足が冷える、肩こり、だるい、時々頭痛がする、といった症状がありました。これらは、肝鬱気滞からくるものと考えられます。東洋医学でいう肝とは、全身の気の巡りをよくする「疏泄(そせつ)」という働きを担います。ストレスによって疏泄の働きが低下すると、気の流れが滞る「肝鬱気滞」から、進行すれば「肝鬱化火」とよばれる状態になり、体内で火(概念上の火)が生じます。この火によって、不眠、イライラ、肩こり、頭痛といった症状が起こりやすくなります。また、火によって上焦部(体の上の方)は熱を帯びる反面、下焦部(体の下の方・下腹部)は冷え、エネルギー不足となります。下腹部は生殖をつかさどる腎との関わりが深く、腎虚によって卵巣や子宮の働きも不活発になります。小西さんは、これまでに肩コリの治療で鍼は受けたことがありましたが、当院では肩への刺鍼は標治(対症療法)として行い、本治法として肝の気の巡りを良くする「疏肝理気」と、腎を補う「補腎」を主とする治療を行いました。
~不妊症でお悩みの船橋市のあなたへ~
少しずつ溜まった心理的ストレスがダメージとなり、気の流れを滞らせることは珍しくありません。本人は慣れたつもりでも、潜在意識では受け入れられていない場合、なんらかの症状となって現れることがあります。
そのようにして起こる不妊もあります。
当院では妊娠しやすい体になるため可視総合療法も行っています。
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