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神の帰る家

2019/07/23

ueda

上田

中央林間うえだ鍼灸院 院長
鍼灸でみんなを幸せにしたいと日々精進
roo

roo

健康に興味のあるネコ
好きな食べ物:肉
出身地:千葉
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roo

睡眠は大事なんですよね?

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上田

とても大事だよ
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roo

東洋医学では睡眠をどう考えますか?
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上田

前にもお話したように、活動が陽で睡眠が陰だね
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roo

はい
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上田

昼間にしっかりと活動できるように、夜は陰を補う必要があるんだ
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roo

陰と陽のバランスが大切なんですよね
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上田

そうだね。活動に必要な「気」は、昼間は、主に体内の陽の部分にある。この気を衛気(えき)というんだ。陽の部分とは、体表や上方、脈管の外だね
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roo

衛気?
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上田

夜になると衛気は営気(えいき)にバトンを渡す
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roo

営気?
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上田

そう、バトンを受け取った営気は、夜に陰の部分で働くんだ。陰の部分とは、体の内側つまり陽の部分じゃないところ。脈管内と考えることもできる。睡眠という「夜間の営気の働き」によって、体の修復やエネルギーの回復が行われるんだね
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roo

バトンの受け渡し
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上田

そう
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roo

バトンパスがうまく行われないとどうなりますか?
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上田

陽の部分に気(衛気)が残ってしまえば、営気の仕事が行われない。つまり不眠だ
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roo

あー
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上田

皮膚は陽の部分だよね?
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roo

はい。皮膚は体表だから陽の部分ですね
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上田

アトピー性皮膚炎など、夜にかゆみが強くなって、さらには眠れない人は、夜になっても衛気が陽の部分に残ってしまっているんだね
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roo

にゃるほど。どうしたらいいですか?
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上田

衛気から営気へのバトンの受け渡しがスムーズに行われるようにすること。つまりは適度な運動と休養、正しい食事だね。それから精神的ストレスがよくないよ。皮膚のかゆみが軽くなれば寝付きやすいし、眠ることができれば、寝ている間のかゆみも軽減するね
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roo

いろいろなことがつながっているんですね
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上田

そうだね。臓腑では睡眠を主っているのは心だ
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roo

心?心臓ですか?
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上田

あえて現代医学に当てはめて考えれば、心は心臓としての働きと、こころとしての働きがあるんだよ。睡眠と関わりが深いのはこころの方だね
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roo

ふーん
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上田

心(こころ)には神が宿るんだ。神とは、現代医学的にいえば大脳のこと。精神と考えることもできるね。この話は腎のところでもまた出てくるよ。心には心陽と心陰があって、昼間の活動は心陽によるものだね。心陽の働きを抑えて、睡眠をもたらすのが心陰の働きだ
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roo

やはり陰と陽のバランスが大事なんですね
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上田

そういうこと。心陰は営気、心陽は衛気との関わりが深いから、営気と衛気とのバランスが大事と言い換えることもできるね。心に宿る神は心陽(衛気)として昼間は脈管外を巡り、夜になると脈管内に戻る。脈管内にあるものは血(けつ)だから、血は神の家といった風にも考えるんだ
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roo

血は神の家?
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上田

そう。帰るところがなかったら困るよね。神が戻りたくても、戻るところがない状態のことを「心血虚」、これによる不眠が心血虚による不眠だね
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roo

バトンが渡らないと眠ることができないということですか?
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上田

そういうこと。衛気から営気へバトンが渡されないと、つまり心陰が不足していつまでも心陽が脈管外に残っていると、体は疲れているのに眠れなかったり、夢をたくさん見たりするんだよ
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roo

疲れているのに眠れない
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上田

すぐにというわけではないけれど、ストレス等が解消されないような状況が続けば心陰は不足する。心陰の不足は、結局は心陽の働きを低下させてしまうんだ。疲れやすい、イライラしやすい、元気がなくて落ち着きもない、といった状態になる。これを心神不寧というんだね
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roo

人間寝ないとだめですね。僕も今まで通りしっかり寝ます

通常体温が高いほど眠りは深くなるため、冷え症の人は寝つきも悪く睡眠が浅い傾向にあります。
※冷え症の人でもしっかり入浴したり運動によって体温を上げれば眠りは深くなります。

入眠時には皮膚血流量増加にともない発汗量が増加し体温は下降します。
皮膚血流量が増えるとは、中医学的に解釈すれば、
衛気の活動が盛んで営気にバトンが渡されていないということです。

表現の仕方が異なるだけで、東洋医学でも西洋医学でも冷え症や低体温は熟眠を妨げる
大きな要因となることに変わりはありません。

衛気と営気、心陽と心陰、心気と心血、その時々によって使う言葉が違います。
おそらく中医学を学んだことのない人にとって、どれもあまり馴染みのない言葉だと思いますが、
要するに「昼間は動いて、夜は寝る」ということです。

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当院は疲労、冷え症、不眠症の3大慢性疾患専門の治療院です。
東洋医学的治療を行うにあたって説明をしっかり行いすべての治療を院長が責任を持って最後まで担当します。
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