馬込沢うえだ鍼灸院
光線療法院 船橋市馬込沢駅から徒歩12分

047-401-9684

電話受付時間 営業時間内

無料ご相談・お問い合わせ
ご予約はこちら
LINE
ご予約状況

院長ブログimage

植物性油がからだにわるい理由

2023/09/09

image

上田

馬込沢うえだ鍼灸院院長
鍼灸でみんなを幸せにしたいと
日々精進

image

roo

健康に興味のあるネコ
出身地:千葉
好きな食べ物:肉

image

roo

戦後、日本の食生活は大きく変わりました

image

上田

はい
image

roo

日本人は、それまでほとんど食べたことのなかったものを食べるようになりました
image

上田

はい
image

roo

調理の仕方も変わりました
image

上田

はい
image

roo

和食は、煮る、蒸す、ゆでる、といった調理方法が主ですけど、フライパン運動によって、揚げる、炒める、などの調理法が急激に普及しました
image

上田

はい
image

roo

ケーキやクッキー、菓子パンも食べるようになりました
image

上田

ケーキ、クッキー、菓子パンは植物性油の塊といってもいいね
image

roo

つまり、日本人は大量に植物性の油をとるようになったわけですが、どうして植物性の油が悪いんでしょう?
image

上田

摂り過ぎが良くないのは動物性油脂であっても同じだけど、植物性の油はどうしても過剰摂取になりやすい。だから強く指摘されるということだね
image

roo

植物性油は過剰摂取になりがち
image

上田

たとえば、トンカツは豚肉(動物性油)と揚げ油(植物性油)。ハンバーグなら挽肉(動物性油)と焼き油(植物性油)。野菜炒めなら炒め油(植物性油)。焼き魚(動物性油)+副菜として炒め物(植物性油)。とこのように、動物性油脂よりも植物性油脂のほうがどうしても多くなるね
image

roo

ドレッシングやマヨネーズも植物性
image

上田

そうだね
image

roo

どうして植物性油はよくないんですか?
image

上田

植物性油が高温で加熱されると、アルデヒドという物質が生成される
image

roo

アルデヒド
image

上田

アルデヒドは高温で熱した植物性油の中で産生するし、この油を摂取すれば体内でもアルデヒドが発生しやすい。このアルデヒドがいろいろと悪さをする
image

roo

例えば?
image

上田

アルデヒドは脂溶性で、油との親和性が高いから脂肪成分として吸収される。肝臓やリンパ組織、免疫系に到達して、ここでアルデヒドは細胞膜やミトコンドリア、DNAを酸化させてダメージを与える。これを免疫細胞(マクロファージなど)が感知し、(TNF-α、IL-1β、IL-6など)を放出。TNF-αなどのサイトカイン(細胞間の情報伝達を行う物質)が、本来攻撃していけないはずの自己の細胞を攻撃して、それが炎症を引き起こす。長く続けば慢性炎症となる
image

roo

具体的にはどんな病気が起こるの?
image

上田

関節の滑膜がやられれば関節リウマチ、膵臓のβ細胞がやられれば1型糖尿病、中枢神経の髄鞘がやられれば多発性硬化症、中脳の黒質緻密部のドーパミン神経をやられればパーキンソン病、肝臓がやられれば脂肪肝炎、肝硬変肝ガン。脳がやられれば認知機能の低下、アルツハイマー病。血管内皮がやられれば動脈硬化、血管炎、虚血性疾患。肺がやられれば、喘息、閉塞性肺疾患、肺線維症。腎臓糸球体硬化、腎機能低下
image

roo

たくさんありますね
image

上田

ほんとにね。血管にも神経にも悪影響を与えて、肝臓へも負担がかかる、代謝障害も引き起こすし、皮膚の老化も早くなる、ガンのリスクも高くなる
image

roo

このような病気に対して病院ではどんな治療が行われているの?
image

上田

医者じゃないし詳しいことは知らないけど、免疫抑制や炎症抑制が中心になるみたいだね。つまりステロイドや生物学的製剤が使用される。しかしながら、原因物質(例:アルデヒド)への直接対処はされないみたい
image

roo

なんで?
image

上田

なんでだろうね?
image

roo

変なの
image

上田

これらの病気で入院したとしても、入院先で植物性油を使った病院食が普通に出される
image

roo

不思議ですね
image

上田

1970年代以降、「動物性脂肪=悪」「植物油=善」という構図が長らく支配的だった
image

roo

ふーん
image

上田

最新の研究では「過剰なオメガ6脂肪酸は炎症性リスクを高める」と言われているんだけど、現場への浸透は遅いみたい。心筋梗塞などのリスク低下のため、リノール酸(オメガ6)を推奨する指針が根強く残っている
image

roo

病院なのに
image

上田

サラダ油や大豆油などは安価だし保存もしやすい、使い勝手がいいんだね
image

roo

オリーブオイルなどはコスト高で取り扱いも難しいということか
image

上田

給食は大量調理が基本なので、「現場負担が少ない油」が選ばれやすいんだね
image

roo

わからなくもないけど
image

上田

栄養士が管理する「栄養管理計画書」では、油脂の「量」はチェックされても、「質」までは追いにくい。つまり「脂質40g以内」などの管理はあっても、「リノール酸○g以下」といった制限は行われないことが多いということ
image

roo

つまりテキトー
image

上田

医学部では栄養学は、多くても数時間程度しか学ばないんだって
image

roo

大事なのに
image

上田

現代医学では「炎症性食品」や「腸内環境への影響」を重視する視点が薄い
image

roo

不思議ですね。真っ先に目が行きそうなのに
image

上田

現代西洋医学医学は「診断と治療(投薬・手術)」に特化した学問体系だからね。栄養や生活習慣は「予防」の範疇として軽視されやすいんだね
image

roo

予防も治療も基本はいっしょのはずだと思うけどな
image

上田

医師個人が「今日から全員にオメガ3中心の食事にしよう」と言っても現実的には不可能だもんね
image

roo

すぐにやればいいのに
image

上田

医療制度は「エビデンスが出そろった治療」しか採用しないからね。「リノール酸が炎症を促進する」という研究は増えていても、「除去で病状が改善した」という明確な臨床エビデンスが十分でなければ、標準治療(保険治療)には入らない
image

roo

患者としたらどうしたら良いですか?
image

上田

自分で情報を取りに行く姿勢が大事だね
image

roo

面倒がらずに
image

上田

自己免疫疾患は、ウイルス・細菌感染、喫煙、大気汚染、紫外線、ストレスなどの刺激が免疫を異常に活性化し、自身の細胞を誤認するトリガーになると考えられているんだけど
image

roo

いるんだけど
image

上田

この中に「食べ物」が入っていない
image

roo

えっ
image

上田

不思議だよね
image

roo

それは不思議。なんで?
image

上田

西洋医学は19〜20世紀に感染症や手術、薬物治療で大きな成果を上げた。一方、「食」や「栄養」は「生活指導」「予防」「代替医療」として周縁に追いやられた
image

roo

そうなんだ
image

上田

自己免疫疾患の発症・悪化に「食物が関与している」ということは、東洋医学、分子栄養学・機能性医学などの分野では重要視されているんだけど、現代西洋医学の中心にはまだ位置づけられていない
image

roo

「現代」西洋医学っていうぐらいだから、一番新しいのかと思ってたけど
image

上田

そうばかりでもないみたいだね
image

roo

ふつうに考えれば「食事が大事」って、気が付きそうなものですけどね
image

上田

食事は大事だね
image

roo

自己免疫疾患で苦しんでいる人がまだ食の改善をしていないなら、しっかりとやるといいですね
image

上田

そうだね。希望の光が見えてくるかもね
image

roo

いつでも希望をもちたいですね

がんや自己免疫疾患など、多くの病気の背景に植物性油の関与が指摘されています。
しかし現代医療では、こうした視点はほとんど知られておらず、病院でも植物油を使った食事が当たり前のように提供されます。
だからこそ、「情報は自分で取りに行く」「自分の健康は自分で守る」という姿勢が、これからの時代には欠かせません。

和食で行こう!

院のご紹介・アクセス

過去のブログはこちら

image
image

当院は疲労、冷え症、不眠症の3大慢性疾患に重きをおいた治療院です。東洋医学的治療を行うにあたって説明をしっかり行いすべての治療を院長が責任を持って最後まで担当します。
船橋市馬込沢駅から徒歩12分、本来のあなたを取り戻すための鍼灸院として「質の高い毎日を過ごしたい」「本当の健康を手に入れたい」と一緒に改善を目指す方のご来院をお待ちしております。

PAGE TOP