👉冷え症に的を絞った治療で妊娠
伊藤さん 女性33歳回数22回期間6ヵ月
もともと寒がり、手足腰の冷えを感じる。肩こりがひどく便秘症。
月経は28日周期で、月経血量も以前と比べてとくに変化はない。半年間基礎体温を測ってみたところ、二層にはなっているが高温期に入るまで時間が掛かる。高温期が短い。なかなか妊娠に至らないのは冷え症が原因なのではと思い、西洋医学的な不妊治療を受ける前にまず冷え症を改善しようとインターネット等で情報を集める。副作用も少ない東洋医学に興味を惹かれ来院。

治療開始すぐに、肩こりが軽減(1週間経つと元に戻る)、気分もスッキリする。週1回のペースで来院。3ヵ月を過ぎたころから冷えが緩和され高温層が長くなる。便秘が以前ほどではなくなる。半年後、妊娠が判明。
冷え症と肩こりを解消したいと来院されました。妊娠に関しては、これまではそれほど深刻に考えてはいなかったそうです。しかし結婚2年目で赤ちゃんを授からないことから、不妊治療も考え始めているとのことでした。
手足が冷たいのは深部の熱を確保するための通常の生理反応ということもあり、必ずしも冷え症ということではありません。しかし、これを不快に感じたり、冷えが原因と思われる他の症状があった場合は治療の対象となります。東洋医学では「冷え性」ではなく「冷え症」とし、改善を図るべきものとされます。
鍼灸と光線療法では陽を補う治療を主に行い、ご自身では、なるべく歩く、朝食を抜かない、鉄分を多く摂る、しっかりと湯船に浸かる、十分な睡眠時間を確保する、などのことを実践されました。
約6ヶ月後に妊娠に至り、その後無事に元気な男の子を出産されました。
妊娠できないとされる理由は種々あります。もっとも憂慮されるのは年齢(妊娠年齢)ですがも、器質的(物理的)な問題でなければ(機能性不妊であれば)妊娠する可能性は十分にあります。
当院では妊娠しやすい体になるため可視総合光線療法も行っています。
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