馬込沢うえだ鍼灸院
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耳ツボ治療の目的

2025/04/25

耳ツボ治療は、耳に小さな乾燥植物の種子を貼って刺激を与えることで、体の調子を整えることを目的とした、安全で手軽な治療法です。ただのリラクゼーションではなく、しっかりとした身体の仕組みに基づいています。

その鍵となるのが「迷走神経」。これは脳と内臓をつなぐ重要な神経で、耳(外耳)を通っています。つまり、耳を刺激することで、この神経を介して内臓の働きが調整されるのです。

「耳ツボダイエット」も、このしくみを応用したもの。ストレスや習慣によって“過剰になった食欲”をやわらげ、無理のない食事量へと導いてくれます。ただし、耳ツボ治療は、通常の健康な食欲を抑えるものではありません。私たちに必要な食欲はしっかり残したまま、行きすぎた欲求だけをやさしく整えていくものです。

体調を整えるには、もちろん治療だけでなく生活習慣の見直しも大切です。特に食生活は、「体によいものを食べる」と同時に「体に悪いものを避ける」意識も必要ですが、それがわかっていても、感情や習慣に流されてしまうこともあります。そうした“頭ではわかっていても抑えられない”という場面で、耳ツボ治療は役立ちます。

耳ツボ治療の主な目的は、
① 内臓の働きを整えて体調を良くすること
② 高まりすぎた食欲をやわらげ、自然な食事量に戻すこと

当院では鍼灸や光線による治療の効果を高めるために、合わせて耳ツボ治療をお受けになることをお勧めしています。

鍼灸治療:6,000円
光線治療:6,000円
二療コース(鍼灸+光線):8,000円
耳ツボ治療:1,000円
※耳ツボだけの治療はありません。

耳ツボ治療の歴史
耳ツボダイエット、その光と影

刺絡療法について

刺絡とは、末梢血液循環(引いては全身の血液循環)を良好にすることを目的として、東洋医学で古来よりで行われている治療法です(古代ギリシャやローマなどでも行われていた)。

血流の停滞(これを東洋医学では「血瘀」という)は万病の元といわれるように、血液循環を良好にしておくことは、脳梗塞や心筋梗塞など血管障害だけでなく、病気の治療や予防に大変有意義であるといえます。

各血管領域における含有量は、大動脈と細動脈を合わせた動脈血量は全血液量のわずか14%に過ぎません。循環障害を改善するためには、動脈血量以外の86%に相当する毛細血管と静脈における血流を円滑にする必要があります。

薬や食事で循環をよくするという考えには矛盾があり、循環が悪ければ薬効や栄養を物質交換する場所まで届けることができません。つまりは薬を服用して、どんなに健康的な食事をしても、滞ってしまった末梢循環をよくすることなしに問題を解決するのは難しいということになります。何をするにも先ずは血液循環障害の改善が第一と考えるのが妥当です。

毛細血管の内径は約5~8ミクロンで、正常な赤血球の直径は8ミクロン程度とされています。この赤血球が毛細血管の中に入り込むためには、変形する(赤血球の変形能)必要があります。正常な赤血球は変形能が正常ですが、赤血球が古くなったり、血糖値やコレステロール値の異常等により変形能が低下すると、毛細血管につまりやすくなってしまいます。現代医学では循環障害改善のために、主に薬物・食事・運動などが重要と考えられていますが、末梢循環に働きかけるにはこれだけでは十分ではありません。

循環障害の原因には、血液自体の異常以外に疲労や老化に伴う循環機能の低下、降圧剤による必要以上の血圧低下、冷えや凝りによる末梢血管の収縮などがあり、これにより老廃物の処理と排泄機能が低下し、結果として動脈硬化や血圧の上昇が起きると推察され、老化以外のものに対しては、刺絡や鍼灸・マッサージ・光線療法といったものが有効です。

刺絡を行う部位としては、肩こりなら肩、腰痛なら腰といった症状部位に行う方法や、井穴(爪の際のツボ)から行う方法などがありますが、全身の血液循環を良くするということを考えるならば、井穴刺絡が欠かせません。

「刺絡の道」友部和弘著 (株)谷口書店より

〇21世紀の医学
浅見鉄男(医学博士)氏は、1998年に刺絡療法について「21世紀の医学・近代文芸社」を著しています。刺絡療法は、19代・允恭天皇(5世紀前半に実在)にはすでに日本にあったといわれています「日本医師学雑誌。46巻第3号(2000)」。古くからある刺絡療法がなぜ21世紀の医療なのか?現在、40兆円を超える日本の医療費は、国民生活の大きな負担となっています。浅見氏は、薬をはじめとする現代西洋医学に偏ってしまった結果、後を絶たない副作用で苦しむ人を減らすだけでなく、増え続ける医療費を何とか抑える必要があるとの考えから、刺絡療法を「21世紀の医学」としたのではないでしょうか。

当院では、通常の鍼灸治療や光線療法と合わせて、2~4週に1回程度の刺絡療法をお勧めしています。

刺絡療法費 : 2,000円

※刺絡療法のみの治療はありません。
※通常の鍼灸治療もしくは光線療法と合わせて刺絡療法をお受けになることで、治療効果が高まります。
※2~4週に1回程度、刺絡療法をお受けになることをお勧めしています。

※刺絡と瀉血の違いについて
刺絡は血液循環を良好にすることを目的に行うものです。結果的にごく微量の出血がありますが、出血自体を目的としている瀉血とは異なるものです。

刺絡療法の可能性

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慢性腰痛に鍼がいい理由

2025/04/10

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上田

馬込沢うえだ鍼灸院院長
鍼灸でみんなを幸せにしたいと
日々精進

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roo

健康に興味のあるネコ
出身地:千葉
好きな食べ物:肉

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roo

慢性腰痛の治療には鍼がいいというのはなぜですか?

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未病治療に鍼灸を!

2024/09/30

なんとなく体が重い、朝から疲れている、やる気が出ない。病院に行くほどではないけれど調子が良くない。あるいは病院に行って検査をしたけれど特に異常は見つからない。でも体の不調を感じている。こうした状態を、東洋医学では「未病(みびょう)」と呼びます。

「未病」とは、まだ病気とは診断されていないものの、体のどこかに不調の兆しが現れ始めている状態を指します。たとえば、血の巡りが滞っていたり、気の流れが弱くなっていたり、内臓の働きが低下し始めていたりと、体の機能が本来の状態から少しずつずれてきている段階です。そのまま放置していると、これらの微細な変化がやがて明確な症状となり、本格的な病気へとつながってしまう可能性があります。

この「未病」の状態を放置せず、悪化する前に積極的に整えていこうとするのが「未病治(みびょうち)」という考え方です。未病治とは、単なる予防とは異なり、すでに現れている軽微な不調や違和感に対して、体のバランスを整えながら健康な方向へ導いていく積極的なアプローチです。これは、体の声に耳を傾け、小さなサインのうちに対処するという、非常に繊細でありながら実践的な方法ともいえるでしょう。

具体的には、鍼(はり)や灸(きゅう)、あん摩(あんま)やマッサージ、さらには光線療法などが、未病治として非常に効果的です。これらの施術は、体内の気・血・水の巡りを整え、自律神経やホルモンバランスの乱れを正し、自然治癒力を高める働きがあります。体に負担をかけず、副作用も少ないため、継続的に取り入れやすく、体質改善や慢性的な不調の緩和にもつながります。

現代社会では、ストレスや過労、睡眠不足、不規則な食生活などにより、「なんとなく不調」を抱えたまま日々を送っている人が増えています。ですが、そうした状態を軽く考えて放置してしまうのは危険です。なぜなら、その小さな不調が、やがてはっきりとした病気へとつながる可能性があるからです。

だからこそ、日々のセルフケアとともに、鍼灸やあん摩、マッサージ、光線療法といった「未病治療」を、生活の中に上手に取り入れていただきたいのです。未来の病気を未然に防ぐことはもちろん、すでに経験した不調や病気の再発防止、さらには心身のパフォーマンス向上にもつながります。

「なんとなく不調」を「なんとなく」のままにしないこと。それが健康への第一歩です。ご自身の体の声に耳を傾け、今この瞬間から、未病治という選択肢を取り入れてみてください。

 

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徒手療法のススメ

2024/06/25

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上田

当院の基本治療は、鍼灸あるいは光線療法です。基本治療の効果を高めるため補助治療として、希望される方に、マッサージ、スキンロール等の徒手療法をお受けになることをお勧めしています。(20分程度、無料)。行うのはあんま・マッサージ・指圧師の国家有資格者(上田)です。お受けにならなくても料金は変わりません。

心の病に鍼灸マッサージ

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当院は疲労、冷え症、不眠症の3大慢性疾患に重きをおいた治療院です。東洋医学的治療を行うにあたって説明をしっかり行いすべての治療を院長が責任を持って最後まで担当します。
船橋市馬込沢駅から徒歩12分、本来のあなたを取り戻すための鍼灸院として「質の高い毎日を過ごしたい」「本当の健康を手に入れたい」と一緒に改善を目指す方のご来院をお待ちしております。

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