不眠症について
2019/07/07

上田
鍼灸でみんなを幸せにしたいと
日々精進

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好きな食べもの:肉
エジプト出身

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食欲や排便の状況と合わせて、健康のための3大バロメーターの一つが睡眠です。
眠れないことで問題が生じていないのであれば、気にする必要はないとの見方あります。事実その通りで、あまり神経質になると益々眠れなくなります。
しかし、うまく眠れず、さらには疲れが取れない、集中力が欠ける、意欲がわかないなどのことが続くのであれば、放っておいてはいけません。人や動物は眠ることで活動するためのエネルギーを作り蓄えます。うまく眠ることでこころも体も健康でいられます。睡眠時間の減少、眠りの質の低下は、私たちの体から、体力、活力、行動力、思考力、記憶力、治癒力、免疫力などのパワーを奪い取ってしまい、さらには睡眠力そのものを低下させてしまいます。睡眠をおろそかにしていると、いざ眠ろうとしてもうまく眠れないことがあります。これは体調不良でなかなか食べることができなかった人が、回復期に食べようとしても、すぐには食べられないということと同じです。
多くの人が、睡眠不足のためにこれらの力が弱くなっていることを感じたことがあるでしょう。一時的なものであれば、一晩グッスリと眠れば翌日には元に戻ります。しかし長期に渡ればなかなか回復せず、ひどければ病気になってしまいます。こころや体の不調は様々な症状となって表れます。その多くの場合ベースに不眠があり、不眠の状態を整えずに症状が良くなることはありません。対症療法によりいっとき症状が治まっても、それは表面化していたものが影を潜めたにすぎないのです。
薬物の力で半ば強引に眠ることも、時に必要なことなのかもしれません。しかしやはり眠りは自然にもたらされるのが理想です。鍼灸治療により心地よい睡眠を手にしていただければ幸いです。