👉数年続いていた胃の不調と不眠症がよくなる
高橋智也さん 男性29歳痩せ型(180㎝)回数11回期間3ヵ月
慢性的な胃の不快感があり、ときどき悪化するということを繰り返していた。以前に病院で検査を受けた際に、胃壁が少し炎症を起こしていると言われた。ストレスによるものと自己判断。寝つきが悪く、布団に入ってもなかなか眠れない。食は細い。食事に気は使っておらず、朝は缶コーヒーだけ。昼はコンビニ弁当が多い。アルコールは少々。疲れが取れない。処方薬や市販薬でしのいでいたが「もう少し楽になりたい」と思い、鍼灸治療を受けることにした。

初回治療の後、胃の辺りがスッキリしたとのこと。しかし、これは術直後の反応であり、まだ治癒には至っていない。週1回のペースで来院され、1ヵ月後にはお腹が減るようになったとのこと。その頃から食べる物にも気を使うようになり、脂っこい物や冷たい物はなるべく控えるようにした。3ヵ月後にはその食生活もしっかりと習慣になった。胃の不快感が減り、寝つきがよくなり、寝起きもよくなった。

胃の不調が、一時的な食べ過ぎなどによる「胃(消化器)」だけのものであれば、それほど問題ではありません。しかし、慢性的であった場合、全身の疲れや精神疲労をともなっていることが少なくなく、現代医学でいう「神経性胃炎」が起こります。これを東洋医学では「肝脾(胃)不和」もしくは「木乗土」と捉えます。肝は五行の「木」、胃は五行「土」の性質を持ちます。上へ上へと伸びていくはずの木の成長が妨げられ、行き場を失った負のエネルギーが「土」に及んだ状態です。本来、豊かな土壌によって育まれるはずの生命が育ちません。
この様な場合、胃に負担をかけないような食事を心がけることはもちろん大切です。それと同時にしっかりと眠ることが非常に重要なのですが、ストレスよって眠ることができないと、このジレンマから逃れるのが難しくなります。そこで鍼灸では、脾胃を良くする「健脾胃」と合わせて、肝の気の巡りをスムーズする「疏肝理気」の施術を行います。よく眠れないのに他の症状(この場合、胃痛)が良くなることはほとんどありません。
~胃の不調でお悩みの船橋市のあなたへ~
胃の不調が胃だけの問題であることはあまりありません。不快な胃の症状を緩和せるには、生活習慣の見直しと改善が大事です。あなたの胃や体がよくなるため、鍼灸はそのお手伝いができます。






















