1回目
治療後はここちよい疲労感を感じる。その日の夜はいつもより早く寝入ることができる。

2～4回目
1回目と同様に治療後はだるくなるものの嫌な感じではない。

5～8回目
仕事でストレスを感じた日は寝つきが悪いこともあるが以前ほどではない。

9回目～
夜に眠れるようになったためか、仕事中に緊張することが減る。
それにともない顔の緊張度が和らいできていることを感じる。

転職など環境が変化した時は緊張を強いられます。強い緊張はストレスとなり筋肉をこわばらせ、自分の意思とはうらはらにうまく動かせなくなります。このようなことはスポーツの試合や試験などで、誰でも一度や二度は経験したことがあると思います。環境が変化しても時間の経過とともに慣れてしまうケースもありますが、なかなか慣れずに、次第に体調がおかしくなってくることがあります。長きに渡る緊張は更なる緊張を呼び、このような状況が続けば体力も次第に低下し、悪循環から抜け出せなくなります。そんなときは積極的に筋肉の緊張を緩め、心身のパワーを補い悪循環から好循環へ転化を図らねばなりません。症状というものはその人の弱い部分に出ます。「顔面筋のこわばり」という形で症状が現れた場合、悪化すると、人によってはそのまま顔面麻痺となるケースもあります。美肌のための顔鍼と表情筋の緊張の緩和を目的とした顔鍼は、使用本数や深度などが同じではないのですが、斎藤さんは「せっかくですから」と刺鍼本数の多いいわゆる「美容鍼」を（全身調整と合わせて）お受けになりました。治療の効果はしっかりと現れ、「仕事に専念することができるようになった」とのことです。体調管理、コンディショニングのためということもあり、定期的に通院されています。