手揮琵琶禅
禅には立禅、座禅、臥禅があり、手揮琵琶禅は立禅です。
呼吸に意識を向けながら、ただ只管(ひたすら)に立ちましょう。
片側(後ろ)に体重をのせるため、多くの筋力を使います。
また腰を落とすほど、きつくなります。
10分でも、30分でも、1時間でも、好きなだけ。
少しもいいので一日のうちで、心が落ち着く時間をつくりましょう。
禅には立禅、座禅、臥禅があり、手揮琵琶禅は立禅です。
呼吸に意識を向けながら、ただ只管(ひたすら)に立ちましょう。
片側(後ろ)に体重をのせるため、多くの筋力を使います。
また腰を落とすほど、きつくなります。
10分でも、30分でも、1時間でも、好きなだけ。
少しもいいので一日のうちで、心が落ち着く時間をつくりましょう。
雲を分けるように、両臂(腕)で大きな輪を描きます。
腕が上がるときに息を鼻から吸い、腕が下がるときに鼻から吐きます。
腕の上下の動きに合わせて、膝腰も屈伸します。
健康のために、好みの運動を無理なく行いましょう。
中脘:オヘソとミゾオチの真ん中
膻中:両乳頭線を結んだ正中線上
多くのミドルエイジを悩ませる四十肩・五十肩。
日ごろから肩を回して予防養生に努めましょう。
肩回しのポイントは3つ。
①手首と耳を合わせる
②両肘を合わせる
③胸を張り左右の肩甲骨を寄せる
無理のないようできる範囲で行ってください。
予防に勝る治療はありません。
左右の肩甲骨の間辺りに多く存在する褐色脂肪細胞が刺激され、
脂肪燃焼効果も期待できます。
前の手は膻中(両乳頭を結んだ正中線上)の高さに保ちます。
体を捻りながら腕を後方へ広げる時、 下半身の跨を崩さないように、
上体(第12胸椎より上)だけを捻るようにします。
後方へ伸ばした手の方へ視線を向けます。
鼻から吸って、鼻から吐くようにします。
少しでもいいので一日のうちで、心が落ち着く時間をつくりましょう。
掌に天をのせ、大地を按(おさ)えます。
脇腹が固くなることを胸脇苦満といい、肝の気の滞りによって生じます。
肝気の鬱滞を解消するため必要なのが「疏肝理気」。
脇を伸ばすことで、肝気の流れをスムーズにしましょう。
上の掌で天の気を、下の掌で地の気をいただくようなイメージで行います。
少しでもいいから一日のうちで、心が落ち着く時間をつくりましょう。