馬込沢うえだ鍼灸院
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月経痛

2024/04/05

月経痛(げっけいつう)は、月経(生理)の前後や期間中に下腹部や腰に痛みを感じる症状のことです。痛みの程度には個人差があり、軽い鈍痛程度で済む方もいれば、鎮痛薬を手放せないほど強い痛みに悩まされる方もいます。

現代医学的には、子宮内膜から分泌される「プロスタグランジン」という物質が子宮を強く収縮させ、血流を一時的に悪くすることで痛みが生じるとされています。また、子宮内膜症や子宮筋腫などの疾患によって起こる場合もあります。

一方、**東洋医学では月経痛を「気血の流れが滞った状態」**と考えます。
「気(き)」とは、体を動かすエネルギーであり、「血(けつ)」は全身を巡る栄養物質です。
この二つがスムーズに巡っていれば、月経も順調に行われますが、どちらかが滞ると痛みや不調が現れやすくなります。

とくに東洋医学では、月経痛の主な原因を以下のように捉えます。

① 気滞(きたい)
ストレスや感情の抑圧により「気」の流れが滞るタイプ。
特徴:張るような痛み、胸や脇のつかえ、ため息が多い。
→「気」の巡りを良くすることで痛みが和らぎます。

② 血瘀(けつお)
「血」の流れが悪く、子宮の中に滞りがあるタイプ。
特徴:刺すような痛み、経血に血の塊、色が黒っぽい。
→血の巡りを整え、滞りを取り除くことが大切です。

③ 寒凝(かんぎょう)
体の「冷え」が原因で気血の流れが悪くなったタイプ。
特徴:冷えると痛みが強くなる、温めると楽になる。
→体を温めることで子宮の働きを取り戻します。

④ 気血両虚(きけつりょうきょ)
慢性的な疲労や過労、食事の偏りなどで気血が不足したタイプ。
特徴:痛みは軽めだが長引く、倦怠感や顔色の悪さを伴う。
→「補う」ことで体のバランスを整えます。

このように、東洋医学では痛みそのものだけでなく、体全体の状態(体質)や生活の背景を見ていくのが特徴です。
そのため、同じ「月経痛」でも人によって治療方針は異なります。

鍼灸では、ツボを使って「気血の流れ」を整え、体を内側から温めることで子宮の働きを改善していきます。結果として、月経痛の軽減だけでなく、ホルモンバランスの安定や冷え・不妊の改善にもつながることがあります。

症例:月経痛も軽減、妊娠することができた
症例:月経痛が軽くなり、妊娠に至る

🌞不妊症や生理痛など、女性特有の症状に体をやさしく整える「光線療法」もおすすめしています。体を内側から温め、ホルモンバランスを整えるサポートを行っています。

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患者様の声

2024/04/05

当院で治療をお受けになられた方から、お声をいただいております。


🌱30代・妊活中

「鍼灸を受けてから、体が整って気持ちも前向きになれました」


🌱40代・仕事と妊活両立

「通院することで不安が軽くなり、生活リズムも整いました」


🌱20代・初めての妊活

「リラックスできる時間が増えて、心も体も軽くなった気がします」


🌱30代・体質改善希望

「定期的に通うことで、冷えや疲れが減り、体調が安定してきました」


🌱40代・治療再開

「施術中に先生の声かけで安心でき、気持ちが前向きになれました」


🌱30代・不妊治療併用

「日常生活でも疲れにくくなった気がします」


🌱30代・体調を調える
「肩こりと冷え症が楽になりました」


🌱30代・仕事が充実
「鍼灸を始めてから、集中力が増した気がします」

 

耳ツボ治療の目的 ~食欲が抑えられない船橋市のあなたへ~

2024/04/04

耳ツボ治療は、耳に小さな乾燥植物の種子を貼って刺激を与えることで、体の調子を整えることを目的とした、安全で手軽な治療法です。ただのリラクゼーションではなく、しっかりとした身体の仕組みに基づいています。

その鍵となるのが「迷走神経」。これは脳と内臓をつなぐ重要な神経で、耳(外耳)を通っています。つまり、耳を刺激することで、この神経を介して内臓の働きが調整されるのです。

「耳ツボダイエット」も、このしくみを応用したもの。ストレスや習慣によって“過剰になった食欲”をやわらげ、無理のない食事量へと導いてくれます。ただし、耳ツボ治療は、通常の健康な食欲を抑えるものではありません。私たちに必要な食欲はしっかり残したまま、行きすぎた欲求だけをやさしく整えていくものです。

体調を整えるには、もちろん治療だけでなく生活習慣の見直しも大切です。特に食生活は、「体によいものを食べる」と同時に「体に悪いものを避ける」意識も必要ですが、それがわかっていても、感情や習慣に流されてしまうこともあります。そうした“頭ではわかっていても抑えられない”という場面で、耳ツボ治療は役立ちます。

耳ツボ治療の主な目的は、
① 内臓の働きを整えて体調を良くすること
② 高まりすぎた食欲をやわらげ、自然な食事量に戻すこと

当院では鍼灸や光線による治療の効果を高めるために、合わせて耳ツボ治療をお受けになることをお勧めしています。

・鍼灸治療:6,000円
・光線治療:6,000円
・二療コース(鍼灸+光線):8,000円
・四療コース(鍼灸+光線+耳ツボ+刺絡):13,000円
⇒四療コースのみ回数券をご用意してあります。4回分:45,000円

・耳ツボ治療:1,000円
※耳ツボだけの治療はありません。

耳ツボ治療の歴史
耳ツボダイエット、その光と影

院のご紹介・アクセス

東洋医学でみる不妊

2024/04/04

― 体の「偏り」を整えていく ―

東洋医学では、不妊を単に「卵巣や子宮の問題」とは考えません。
体全体のバランス、つまり気・血・水のめぐりや臓腑の働きが調和していなければ、妊娠の準備も整わないと考えます。

身体の状態は人それぞれであり、その特徴を「体質」として捉えます。
以下は、不妊や月経トラブルに関係しやすい代表的な体質パターンです。

ただし、「タイプ」とはいっても、人の体はひとつの型にきれいに分かれるものではありません。
一人の中に複数のタイプが混在することも多く、また各タイプは相互に関係しています。
どの特徴がより顕著に現れているかということであり、養生にあたっては無理のない範囲でできることをすべて行うことが望ましいといえます。

① 気虚(ききょ)タイプ ― エネルギー不足
体を動かす基本のエネルギー(気)が不足している状態。
疲れやすく、冷えやすい、声に力がない、月経量が少ないなどの特徴があります。
長期の過労や睡眠不足、過度なダイエットなどが原因になりやすいです。

→ 対策:しっかり食べて、しっかり休むこと。穀類や根菜、豆類などエネルギーを補う食事と、十分な睡眠を心がけましょう。

② 血虚(けっきょ)タイプ ― 栄養と潤いの不足
血が不足すると、肌や髪が乾燥し、めまいや不眠、月経量の減少、基礎体温が低めになるなどの症状が現れます。

→ 対策:鉄分・たんぱく質・ビタミンを含む食材を摂り、過度なダイエットを避ける。冷たいものを控え、血を養う鍼灸治療も有効です。

③ 気滞(きたい)タイプ ― ストレスによる気の滞り
精神的なストレスや感情の抑圧によって「気」がスムーズに流れなくなった状態。
胸やお腹が張る、イライラする、月経前に痛みが強くなるなどの症状が特徴です。

→ 対策:リラックスする時間を意識的に取りましょう。香り(アロマ)や深呼吸、軽い運動なども気の流れを整えます。

④ 血瘀(けつお)タイプ ― 血の滞り
冷えやストレス、慢性的な炎症などにより、血の巡りが悪くなった状態です。
月経痛が強い、レバー状の血が出る、肌のくすみ、手足の冷えなどがみられることもあります。

→ 対策:体を冷やさないことが第一。軽い運動や入浴で血流を促し、温める食材(しょうが・ねぎ・シナモンなど)を取り入れましょう。

⑤ 腎虚(じんきょ)タイプ ― 生命力の弱り
「腎」は生命エネルギーの源であり、生殖を司る臓です。
腎の力が弱まると、卵巣機能の低下や精力減退、月経不順、腰や膝のだるさ、耳鳴りなどが起こりやすくなります。

→ 対策:体を温め、腎を養うこと。黒豆・くるみ・山芋・黒ごまなど「黒い食材」は腎を補うとされます。冷たい飲食を控え、十分な休養を取りましょう。

○妊娠を目指すうえで大切なこと
東洋医学では、妊娠を「体の自然な働きが整った結果」として捉えます。
つまり、妊娠しやすい体づくりとは、全身のバランスを整え、生命力を高めることでもあるのです。

鍼灸治療では、気血の流れを調え、自律神経を安定させることで、視床下部―下垂体―卵巣系の働きを間接的に整えることができます。
また、食事・睡眠・運動といった生活習慣を見直すことが、体のリズムを安定させ、ホルモンバランスを取り戻す助けになります。

○心と体の調和が、命を迎える準備になる
ストレス性の不妊にしても、体質的な不妊にしても、根底にあるのは「体が緊張しすぎている」状態です。
心をゆるめ、体の巡りを整え、内側から温かさを取り戻すこと。

それこそが、東洋医学の考える“妊娠しやすい体”であり、
新しい命を迎えるための、いちばん大切な準備なのです。

🌞不妊症や生理痛など、女性特有の症状には体をやさしく整える「光線療法」もおすすめしています。
体を内側から温め、ホルモンバランスを整えるサポートを行っています。
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FAQ よくある質問

2024/04/03

Q1. どれくらい通えば効果が出ますか?

A. 体質改善には時間がかかるため、週1回の施術を3か月ほど続けると変化を感じる方が多いです。
妊娠に至るまでは、
年齢・体質・食事・ストレス・睡眠 などが深く影響します。
特に、毎食何を食べるかは非常に重要で、妊娠力に直結します。


Q2. 西洋医学の治療(タイミング法・人工授精・体外受精)と併用できますか?

A. 併用できます。多くの方が同時に進めています。
目的としては、

  • 卵子の質を整えたい

  • 内膜環境をよくしたい

  • ホルモン治療の負担を軽減したい

などがあり、東洋医学がサポートしやすい部分です。


Q3. どのタイミングで来院するのがベストですか?

A. 生理周期に合わせた施術が理想的ですが、

  • 生理不順で周期が安定しない方

  • 周期は安定していても、仕事・家庭の事情で周期に合わせた来院が難しい方

は非常に多くいらっしゃいます。
その場合でも、現在の状態に合わせて施術を行い、可能な範囲で周期に寄り添いますのでご安心ください。


Q4. 痛みはありますか?

A. 鍼は非常に細く、痛みはほとんどありません。
灸も温かくて心地よい刺激です。リラックスして受けていただけます。


Q5. 年齢が高いのですが、それでも通った方がいいですか?

A. はい。年齢は妊娠に影響しますが、

  • 血流

  • 自律神経

  • 卵巣・子宮の環境
    は、年齢に関わらず整えることができます。
    40代で妊娠された例もございます。


Q6. 夫(男性側)の問題にも対応できますか?

A. 可能です。男性不妊の背景として、

  • 食生活

  • ストレス

  • 睡眠不足

  • 冷え

  • 腎(精のエネルギー)の弱り
    などが関係しています。
    施術と生活指導で全体の状態を整えていきます。


Q7. 病院で「原因不明」と言われました。それでも改善しますか?

A. むしろ、原因がはっきりしない方こそ鍼灸の対象になります。
東洋医学では、

  • 気血の不足

  • 冷え

  • 血流の滞り

  • ストレスや自律神経の乱れ
    といった“検査では出にくい体質的な問題”にアプローチします。

逆に、卵管閉塞など原因が明確な場合は、鍼灸だけでの改善は難しい場合があります。


Q8. どんな服装で行けばいいですか?

A. 専用の患者着を用意してございます。

Q9. 生理中でも施術を受けられますか?

A. 受けられます。生理痛がある方は、生理中の施術がむしろ役立つ場合があります。

Q10. 自宅でできるセルフケアはありますか?

A. はい。

  • 体(とくに下腹部と腰)を冷やさないこと

  • 軽いストレッチ

  • 深い呼吸・瞑想

  • 睡眠の質を上げる工夫

  • 食事で血とエネルギーを養う
    など、体質に合わせた具体的なアドバイスをお伝えします。

Q11. 妊娠後も通った方がいいですか?

A. 妊娠が判明した後は、まず担当医の指示が最優先 です。
とくに 妊娠3ヶ月(12週)までは慎重期間 とされ、
鍼灸の刺激が負担となる可能性もあるため、施術は控える場合があります。

安定期に入り、医師から問題なしとされた場合には、

  • つわり

  • 腰痛

  • 不安の緩和
    などの目的で施術を再開することが可能です。

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当院は疲労、冷え症、不眠症の3大慢性疾患に重きをおいた治療院です。東洋医学的治療を行うにあたって説明をしっかり行いすべての治療を院長が責任を持って最後まで担当します。
船橋市馬込沢駅から徒歩12分、本来のあなたを取り戻すための鍼灸院として「質の高い毎日を過ごしたい」「本当の健康を手に入れたい」と一緒に改善を目指す方のご来院をお待ちしております。

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